Free Web Hosting by Netfirms
Web Hosting by Netfirms | Free Domain Names by Netfirms

Essay    Japanese only
                     File 008 : Hit The Road, Jack!/旅に出よう        



それが趣味と言えるものであるかどうかはともかくとして、ぼくは旅に出ることが大好きです。そ

れは「冒険」であり、「見たことのないものを見る」「食べたことのないものを食べる」「会ったことの

ない人に会う」というぼくの人生におけるテーマのようなものがそこにあるのです。

いろいろな人が言っているように「旅」というのは、自分が「これは旅である」と思えればそれは

立派な旅になります。ですから何も「名所・旧跡」を回らなくとも、「海外へ行く」でなくとも、自分の

家の近所をウロウロしただけでも立派な「旅」になりうるのです。

ただ、ぼくの場合はいくら「近所をウロウロする」とか「通ったことのない道を行ってみる」だったと

してもそれが「旅である」ことを意識するようにしています。でなければ、それはただブラブラした

だけかもしれないし、家の周りを散歩しただけかもしれません。

ぼくが「旅である」ことを意識する方法は簡単で、「カメラを持っていくこと」と「ほんの少しだけ計画

する」ことが基本で、後は「思い立ったら出発する」、これが大事だと思っています。

「カメラを持っていく」と、自分がその旅と定義された時間の中で自分の目に入ったものを注意し

て見るようになります。例え道端に咲いた見逃してしまいそうな花ですら、それはシャッターチャン

スなのかどうか考えるようになるからです。

「ほんの少しだけ計画すること」は、「ほんの少し」なのが大事で、計画しすぎてしまうと、その旅は

計画を淡々と遂行することが主な目的となってしまい、ぼくの「旅」の中で大事な「行き当たりばっ

たり」や「思いもかけない出来事」が起こる確率が減ってしまいます。計画されすぎた旅は仕事で

出かける出張と何ら変わらず、「旅」が本来持っている自由な雰囲気を消してしまうのです。

とはいえ、「何の計画もない」と、限られた休みの中で旅をするにはいろいろと難しいし、意外と

「あぁ、面倒くさいな」となることもあるのがぼくの良くないところでもあるのですが。

「思い立ったら出発する」というのはだから、「あぁ、面倒くさい」という気分が起こらないようにする

一つの方法でもあるし、何より子供の頃から「思い立ったら即実行」というぼくの性格を表してい

るのかもしれません。

ただ、常々思うのは、だんだんと歳を取ってくると(そんなに歳を取っているわけでもないのです

が)思いついてから実行するまでに時間がかかってしまうことがある、ということです。これはひょ

っとしたら大人になって多少利口になり「わざわざそんなことしてどうなるものでもない」というよう

なモノの考え方をしているのかもしれない、と心配になることすら、あります。ぼくがもっともなりた

くない「大人」(それも一つの大人、であるなら)の姿なのです。

さぁ、ここまでいってしまったら次の旅の計画を立てるとしましょう。ライカR4を持って、ほんの少し

の計画さえあれば、ぼくはどこにでも行けるのです。(2 Feb, 2004)



                      
←prev   next→




                                                                            
BACK TO ESSAY TITLE PAGE

                                                                                   
BACK TO HOME PAGE